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DIAGONAL

 もともと倉庫だったスペースをフルリノベーションしてアトリエとして使うことを目的としている。モノを作る空間としてシンプルな空間を突き詰めた。創作の場は静けさと雑多さが交じり合うよな空間であってほしいと思う。白い空間に少しだけノイズ・揺らぎを感じるような素材や形体が空間に鎮座するような場が相応しく感じている。素材は、できる限り生を感じるものをセレクトして構成し、構造物が生み出す空間のコンテクストを素直に受け入れてみた。


 リノベーションすることで綺麗に均された無表情のコンクリートの床に、斜めの構成物が浮遊するような不思議な状況は結果として何ともコントラストが効いていて面白く思う。この余空間で、人が縫うように作業し創作することで、上下に分けられた静けさと雑多さを掻き混ぜ、モノを作る起点となればと思う。

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